クソイキリ

お久しぶりでございます。便器の蓋です。今日もちゃんと蓋を閉めてきましたか、僕は閉めませんよ

 

最近、私の大学の生徒でブログを始める人が増えてきましたね。三人ぐらいは見たんちゃうかな。はい、あれらは僕も含めて例外なくクソイキリでございます。ございますとかイキんなハゲって感じですね

タイトルの通り今回は「クソイキリ」についてを頭ビッチャビチャで湯船に浸かり山崎まさよしを聴いて死にたくなった状態で書き散らして糞して寝ます。便器は閉めます。

 

そもそもイキリとは、僕の解釈だと「なんか鼻に付く」「アピールせんでええことをアピールする」「童貞がちんこの大きさを自慢する」などだと思います。

 

では、そもそも何故こんなに痛い現象「クソイキリ」を発症するのか。暇やからですね。結論出ましたわ。俺も今暇ですもん。無駄に綺麗な自分の脚見て無駄に綺麗な脚やなと思いながらいろはす飲んでますもん。

 

暇で暇で仕方ない時人はどうなるか?かまって欲しくなります。そして彩度上げまくった自撮り載せたり、そんなに面白くない事をデカデカと喋ったり、架空のCカップ文学部英米文学専攻合唱サークル所属で名前に「彩」が付く、埼玉出身の女をでっち上げて概念の中で抱いたりします。由々しき事態ですね、ちなみにわざわざ「由々しき」とか使うのもクソイキリです。

そうなんすよ、言葉遣いでもクソイキリは発症します。ロクに国語辞典も引かず「畢竟」「所謂」「ともすれば」「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」「兎に角」辺りを使っちゃいます。アイタタタタ〜〜!!!「兎に角」て!「とにかく」でええし、なんなら「おちんぽ」でもええわボケ。ヴィトゲンシュタインとか一番軽はずみに知ったかぶりしたらあかん思想家なんやからもう静かにしときなさい。あとコンビニでタバコ買う時に番号じゃなく「マイセン(マイルドセブン)」とか「セッター(セブンスター)」とかで注文する奴もクソイキリですね。

 

視覚イメージでもクソイキリを理解しましょう。刃牙という漫画に出てくる「安藤さん」をご存知でしょうか?山の中で登山客の安全を猛獣達から守る心優しき怪物です。

 

 

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デカイですね。刃牙が13歳ぐらいの時なので3メートルは余裕でありそうですねコレ。刃牙に山での生き方を身を以て教え「この拳で十分よ」と言っちゃいます。ていうかこの怪物さっきから声ガラガラやな。

 

 

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安藤さんは長年この山に住んでいますから当然自信に溢れています。怖いものなんて何もねぇ、拳で十分だ!と。

ところでこの山には「夜叉猿」というデケェ猿の怪物がいます。怪物ばっかりですねこの漫画。クソイキリ安藤さんと刃牙は、先程の画像の20ページ後辺りでこの最凶の怪物「夜叉猿」と鉢合わせします。

高まる安藤さんへの期待。刃牙を守り夜叉猿を「拳一つで」ぶちのめすのか……?

 

 

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しっかり刃物持ってますね。刃牙の「あ……ああああ安藤さん………ッッッッ」も、夜叉猿への恐怖なのか安藤さんへの心配なのか、僅か20ページで手のひらをグルングルン返して刃物を持ち出す事への失望なのかどれか分かりませんね。

拳一つでクマを狩る怪物が刃渡り80センチぐらいの凶器を持った!これは猿死にますわ…と思いながら読み進めた2ページ後がこちら。

 

 

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もうこれ完全に狙ってますね。刃牙に逃げろって言った後に「刃牙ィィッたすけてくれェッッ」ですよ。「ひいいい〜〜〜ッッ」ですよ。「ッ」が多い。

 

湯冷めしていく湯船の中で久しぶりに書いたブログの半分が、手のひらグルングルン返し男安藤さんのプレゼンになって泣きそうですが、安藤さんも腹を裂かれて教訓をくれていますので許しましょう。

 

 

その教訓とは、クソイキリを避ける為には「不必要な思い上がりの発言はやめよう」という事です。安藤さん流石ですね大好きです。間違っても「2徹してテスト受けるw」とか「カンボジア行って学校建てる」とか抜かしちゃダメですよ。代わりにカンボジアのガキが育てたカカオ豆を買い叩きましょう。

飽きてきたのでここでやめます。

 

余談ですが、安藤さんは夜叉猿に腹を裂かれます。安藤さん曰く「夜叉猿の爪は雑菌だらけなので消毒をしなければ俺は死ぬ。」と。何故か長年住んでいる山小屋には医療用アルコールもクイックルワイパーも無いです。そして再び安藤さん曰く「刃牙ィィ……酒を持って来い…………」と言った後、タオルを口に咥えます。

 

 

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安藤さん、傷口を焼いちゃいました。ロイ・マスタングみたいですね。タオルを咥えたのは叫び声を聞かせない為らしいです。変な所で紳士だね。ていうか人体ってこんなに反るんだね。もう教訓だらけだね安藤さん。後頭部が踵に当たってますよ安藤さん。あとやっぱ別に叫んでもいいからそんなに反らんでええんちゃうかな安藤さん。安藤さん。ありがとうございました。